殺ったのはおまえだ 修羅となりし者たち、宿命の9事件 (新潮文庫) [ 新潮45編集部 ]

   

修羅となりし者たち、宿命の9事件 新潮文庫 新潮45編集部 新潮社ヤッタ ノワ オマエ ダ シンチョウ シジュウゴ ヘンシュウブ 発行年月:2002年11月 ページ数:316p サイズ:文庫 ISBN:9784101239149 第1部 腐臭漂う棲家で鬼は呱々の声を上げる(皆殺しを謀った男の父が語る「わが闘争」ー大阪「池田小」児童殺傷事件/息子を嬲り殺した「鬼女」のおぞましき血ー尼崎「実子虐待」致死事件/家族の連帯は「玩具」を手にして生まれたー伊勢崎「主婦暴行」餓死事件)/第2部 青白きその微笑みの下で殺意が芽吹く(炭化した「下半身」が炙り出す黒い影ー恵庭「社内恋愛」絞殺事件/看護婦を手玉に取った「優男」の捩れた愛情ー埼玉「略奪愛」殺人事件/「心優しき少年」はなぜ兄の胸に刃を立てたー名古屋「十七歳双子」刺殺事件)/第3部 放たれし獣は獲物を求めてさすらう(繁華街を暴走した新聞配達員の「暑苦しい夏」ー池袋「通り魔」連続殺傷事件/憎しみに塗れた「無期囚」が首を吊るまでー奈良「月ヶ瀬村」拉致撲殺事件/高速道で轢死した少女が夢見た「家族の情景」ー神戸「女子中学生」手錠放置事件) 「普通の人間」は、どうして殺人鬼へと化したのか。

父母は家族は、そして恋人は、彼らにどう関わったのか…。

児童惨殺、実子虐待、同僚絞殺、さらには通り魔。

日毎起きる惨劇、連鎖する狂気。

凶行に手を染めた常人の、その背後で薄笑いを浮かべる影が蠢く。

業か、因果か、偶然か。

今もまた、どこかで羅刹が羽化をするー。

全身怖気立つノンフィクション集。

好評シリーズ第二弾。

本 人文・思想・社会 社会 犯罪 文庫 人文・思想・社会

  • 商品価格:561円
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