殺人者はそこにいる 逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫) [ 新潮45編集部 ]

   

逃げ切れない狂気、非情の13事件 新潮文庫 新潮45編集部 新潮社サツジンシャ ワ ソコニ イル シンチョウ シジュウゴ ヘンシュウブ 発行年月:2002年03月 ページ数:316p サイズ:文庫 ISBN:9784101239132 第1部 「未解決事件」の死角で殺人鬼が息を潜める(「少年法」の闇に消えたうたかたの家族ー西宮「森安九段」刺殺事件/切断された「二十七の肉塊」は何を語るー井の頭公園「バラバラ」殺人事件/覆せない「物語」、最重要容疑者は何故釈放されたー京都「主婦首なし」殺人事件/「行きずりかストーカーか」、見過ごされた殺意ー柴又「上智大生」殺人放火事件)/第2部 修羅たちは静かに頭を擡げ出す(「無期懲役」で出所した男の憎悪の矛先ー熊本「お礼参り」連続殺人事件/切り裂かれた腹部に詰め込んだ「受話器と人形」ー名古屋「臨月妊婦」殺人事件)/第3部 暗き欲望の果てを亡者が彷徨う(封印された「花形行員」の超弩級スキャンダルー埼玉「富士銀行行員」顧客殺人事件/警察を煙に巻いたホストと女子大生の「ままごと」ー札幌「両親」強盗殺人事件/「自殺実況テープ」の出してはいけない中身ー葛飾「社長一家」無理心中事件)/第4部 男と女は深き業に堕ちて行く(崩壊した夫婦の黒き情欲の陰で「微笑む看護婦」ーつくば「エリート医師」母子殺人事件/「完黙の女」は紅蓮の炎を見つめたー札幌「社長令息」誘拐殺害事件/現場で「異常性交」をした二十歳の自爆と再生ー世田谷「青学大生」殺人事件/「売春婦」ばかりを狙った飽くなき性欲の次の獲物ー広島「タクシー運転手」連続四人殺人事件) 屠られた者たちは、その刹那、眼前に何を見たのか。

あの殺人鬼たちはどこへ消えたのか…。

市民という仮面の下で、人間の業深き本性が嗤う。

男と女の情痴殺人から、自壊していく家族の惨劇、どす黒い邪欲に溺れた鬼畜の凶行、さらに、ほくそ笑む凶徒の姿が見え隠れする未解決事件ー。

隣人が羅刹と化す恐怖、突然襲う不条理。

「新潮45」誌上で大反響を呼んだ、傑作ノンフィクション集。

本 人文・思想・社会 社会 犯罪 文庫 人文・思想・社会

  • 商品価格:594円
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